●関門海峡は、潮流が激しい場所が多く、通常30〜40号のオモリを使うことが多いです。
そのため、足下〜チョイ投げなら別ですが、ある程度投げるなら、そこそこしっかりとしたタックルが必要だと思います。
バッタモンの竿は後々後悔することになるかもしれません。
竿について
硬さ | ◎竿は通常30号以上の錘を使うので、メーカーによって多少違いますが、CX(30号)以上が必要です。 並継の方が腰がしっかりしていて、遠投も利きます。 しかし、振り出しの方が便利である事は間違いありません。 好みに応じて選んで良いでしょう。 振り出しの場合、最低でもガイドロック機能がついているものが良いと思います ◎私は、AX(35号)〜DX(27号)使ってますが、今のお気に入りはBX(33号相当)です。 あまり堅すぎると体力を消耗します。 やっぱり自分の体力にあったものが一番だと思います。 |
長さ | ◎4.05mか4.25mが一般的です。好みにあわせて選んでいいと思います。個人的には、4.25の方が好きです。仕掛けの長さが長くなると竿が長い方が使いやすいから。また、少し長い方が、竿を曲げやすい気がするから。(気のせいかもね)。 |
ガイド | ◎現在、fujiのsicハイスピンダーとsicローライダーが主流です。 フレームもチタンのも売ってますが、高いです。高級な竿にはついているらしい。 ナイロンラインだったら、ハイスピンダーの方が抵抗が少なくて良い気がしますけど、柔らかいPEだったら、ローライダーの方がトラブルが少なくておすすめです。ローライダーに替えてから、ガイドトラブルはほとんどありません。 ◎中通し竿は手入れや、仕掛けのセットがめんどくさいけど、トラブルレスで、夜釣りにはベストです。 |
リールシート | ◎主に、ステンレスと、チタン製のモノがありますが、ガイドと同様にチタンは高いです。でも、軽い。機能的には、ステンレスで十分な気がしますが。 ◎位置は、不自由なければ、特に変える必要ないでしょう。私は、プロサーフとツインパワーは竿尻から90cmのところにつけてます。あとは、ノーマル位置です。 |
現役の投げタックル(竿)
メーカー名 | モデル名 | 長 さ | 硬さ | 並・振出 | ガイド | コメント |
シマノ | プロサーフSF | 425 | BX(33号) | 並継 | ハイスピンダー6点 →ローライダー7点改 |
遠投用の主力で使ってます。長めなので、仕掛けが長いときに多用。 |
シマノ | プロサーフSF | 405 | AX(35号) | 並継 | ハイスピンダー6点 | 遠投置き竿の主力で使ってます。遠投性能は良いです。スピンより塗装もしっかりしていて良いです。 |
シマノ | ツインパワーSF | 405 | AX(35号) | 並継 | ゴールドサーメット5点 →ローライダー7点改 |
最近ローライーダーに変えました。少しシャキッとした感じになりました。 |
シマノ | スピンパワーSF | 405 | AX(35号) | 並継 | チタンハイスピンダー6点 →ローライダー6点改 |
さすが反発が早くて慣れないと扱いにくいかも。塗装が弱い。遠投の主力。 |
がまかつ | ジーシス | 400 | 33号 | 並継 | sicDB5点→オーシャン5点 | 竿の反発がワンテンポ遅く、グニャッとくる感じ。あまり好きではありません… |
ダイワ | ロングビームHD | 405 | 30号 | 並継 | sicキャスピン5点 | 比較的胴調子で本来大物用らしいが、意外とよく飛びます。 |
ダイワ | HZインターラインサーフ | 425 | 27号 | 並継 | 純正sic中通し→ハイスピンダー5点 | 手入れがいろいろ面倒ですが、ガイドトラブルが皆無で夜釣りには使いやすい。 |
ダイワ | トーナメントキャスター(ST)] | 405 | 35号 | 並継 | チタンローライダー7点 | 非常に細く、本当に35号?って感じですが、結構しっかりしています。ダイワの竿にしては割と反発が速いです。 |
リョービ | SD−HZ プロスカイヤー(ST) | 405 | 33号 | 並継 | ローライダー7点 | シマノ・ダイワの35号より硬いです。重いけど丈夫で壊れそうもありません。 |
※引退竿:サクラ・日本号、シマノ・エアロキャストなど
リールについて
リールの種類 | ◎投げづり用リールとして、ドラグなしとドラグ付きの2種類があります。 ドラグなしは、キスなどの浜用、ドラグ付きはチヌ・マダイ等の大物用と考えて良いと思いますが、ドラグなしと言っても、大物釣りができない訳ではなく、リールを逆転して上手くやり取りすれば良い話なので、好みに応じて選んで良いと思います。 |
糸 | ◎道糸の主流はPEになりつつあります。 値段は高いですが、ナイロンの2〜3倍くらいの強度があるPEの方が、伸びが少なく、アタリがよくとれ、総合的に良いと思います。 ◎力糸もPEのものがありますが、値段や使いやすさの面から、私はナイロンを使う事も多いです。 通常はナイロン8〜12号、遠投する時は14号のテーパーを使ってます。 PEは5〜6号の自作テーパーを使っています。 まあ、当然ですけど、あまり細いと切れます。 |
現役の投げタックル(リール)
メーカー名 | モデル名 | ドラグ | スプール1 | スプール2 | スプール3 | スプール4 |
シマノ | スーパーエアロGT7000 | 無 | PE0.8号 | PE1.5号 | ||
シマノ | スーパーエアロキススペシャル | 無 | PE0.8号 | PE1.0号 | ナイロン4号 | |
シマノ | パワーエアロGT4000×3 | 有 | PE1.5号 | PE3.0号 | ||
シマノ | パワーエアロ | 有 | PE2.0号 | |||
ダイワ | トーナメントサーフZ45T | 無 | PE0.8号 | PE1.0号 | PE1.5号 | ナイロン2号 |
ダイワ | トーナメントサーフZ45C | 無 | PE0.6号 | PE0.8号 | PE0.8号 | PE0.8号 |
◎PE0.6号、0.8号、1.0号はキス遠投用です。
◎PE1.5号2.0号は関門用(キス、カレイ、コイチ、チヌ)です。
◎PE2.0号3.0号は関門用(マダイ、根掛の多い場所)です。
※引退リール:ダイワSS5000C、ダイワ:プロキャスターGS8000、シマノ:スーパーエアロGT5000など